「残業したくないから」「一般職のほうが楽そうだから」という本音が見え隠れする女子に、常見さんは「一般職をなめんな」と言いたいという。「職場って、戦場なんですよ。早慶が一般職に参入しているということは、それだけハイパーな人材が求められているということなんです」
「25歳で結婚して、30歳までに子どもを2人産みたい」と話してくれた慶応大3年の女子は、最初は「結婚しても続けられるから一般職」と言っていたのに、取材が進むにつれ、「やっぱり子どもが小さいうちは、家庭で育てたいから」ともらした。あれ、ずっと働きたいって言わなかったっけ?「うーん、でも、いったんやめて、パートで事務の仕事をしてもいいですし。自分がしてきたように、中学受験もさせてあげたい。そうすると、フルタイムは無理かもしれない」
意地悪を承知で、彼女にこう聞いてみた。25歳のときに、専業主婦の妻を養い、子ども2人を私立に行かせられるだけの甲斐性ある男性と結婚できる自信はあるの? そんな男性がいまやどれほど希少か、賢いあなたならわかるよね――。彼女は少しうつむいてこう答えた。「たしかに今、母のように専業主婦したいというのは贅沢ですよね。私、甘いかもしれません。だけど、せっかく女に生まれたのだから、そういう人生も夢見てみたいんです
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